私たちは、時代の成長、発展、競争の中から、便利な社会と豊かな生活を手に入れると同時に、粋な日本の伝統と固有の文化という素敵な魅力を見失いつつあります。
人の顔が見えた時代から、効率性を追求する産業社会、グローバル化を追求する経済社会への早い変化の中で見過ごしてきたものの価値は大きく、容易に取り戻せなくなっています。
「わたし」「私とあなた」「会社とわたし」「社会と私」の根っこがかすんでいるのです。
私たちは、時代とともに社会が見失い見過ごしてきた、貴重な価値と魅力の多くが農村に生き残っていると考えると同時に、この価値と魅力を社会づくり、人づくり、自分づくりの燃料や装置に取り戻そう、活かそうと考えています。
そして私たちは、この農村が有する貴重で多様な価値と魅力が発する機能を「農村力」と呼ぶこととし、「農村力のエネルギーを学ぶ場」「農村力をデザイン(構想)する術を学ぶ場」「出会い、発見、交流からの自分づくりの場」とする日本農村力デザイン大学の運営と、農村力の調査・研究を目的に、NPO法人農村力デザイン研究所を設立します。
そして、”人と社会のあたりまえ”を世界に問いかけていきたいと思います。 |